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  • 2023.6.30
  • 住宅の機能性

無垢の家や漆喰の家など、「木の家」で暮らそう!群馬で建てる「木造住宅」のメリット・デメリットをご紹介!

注文住宅や新築一戸建て、リフォームやリノベーションなど群馬県だけでなく日本においてそのほとんどの一戸建てが「木造住宅」になります。そこで自然素材や無垢の木、漆喰を使った「木の家」など、木造住宅ならではのメリットやデメリットなどを今回の記事ではご紹介していきます。

そもそも日本の「木造住宅」とは?

そもそも「木造住宅」と聞いても、日本の一軒家や新築一戸建ての場合「当たり前」のつくりだと感じる方も多いと思います。木造住宅は、柱や壁といった主要な部分の建材に木材を利用した建築方法の住宅です。
古来より日本の建築物に使用されてきた工法であり、現在でも一般的な住宅の構造形式として積極的に利用されています。

鉄骨造住宅よりも吸水・吸湿性に優れており、季節によって湿度の変化が大きな日本の気候に適した工法です。ではまず、木造住宅の構造の違いについて解説していきたいと思います。

木造軸組(在来工法)

木造軸組工法とは、柱と梁を組み合わせて枠組みを作り、そこに屋根や壁を取り付ける建築方法です。日本で最も古くから多く用いられている工法で「在来工法」とも呼ばれます。壁ではなく軸組で支える工法のため、壁を設ける場所の選択肢が多く、多様な間取りに対応できるほか、大きな窓も設けやすいという特徴があります。比較的に建築の自由度が高いため、広い空間をつくれたり、変形地や傾斜地などでも対応できたりするのがメリットです。

木造枠組壁工法(2×4ツーバイフォー工法)

ツーバイフォー工法は、建築基準法上の名称を「枠組壁工法」と言います。床や壁などの「面」で建物を支える「面構造」であり、約2インチ×約4インチ(2×4)材を主な構造材としているのが特徴です。木造軸組工法と比べて間取りの自由度は低くなりますが、耐震性が高くなるほか、規格化されているため短期間で建築できます。気密性や耐風性などに優れ、品質も安定していることから、在来工法とともに広く普及している方法といえます。

木造ラーメン工法(SE構法)

ラーメン構造とは、柱と梁(はり)からできた構造体の接合部を、溶接など一体化させるように接合(剛接合)することで、強靭な「枠」を形成した構造の建築物を呼びます。語源の由来はドイツ語の「Rahmen(額縁の意味)」からきています。

最近では、このラーメン構造を木造住宅に取り入れた耐震構法=SE構法という構法も生まれています。柱や梁には強度を高めた集成材を使い、接合部には特殊な金物を使用して剛接合することで、耐震性に優れた構法として商品化している会社もあります。

間取りや高さの自由度が高くリフォームも容易ですが、対応できる施工会社が限られています。

「木造住宅」のメリット

新築や注文住宅を検討する際、RC構法などのコンクリートや鉄骨といった選択肢も増える中で、日本古来の木造住宅を選択する方が多くいます。多くの方から住宅の工法として選ばれる理由は、木造住宅ならではのメリットがあります。では、木造住宅の代表的なメリットを見ていきましょう。

建築コストを抑えられる

木造住宅の大きなメリットは、その他の構造と比べて建築コストを抑えられる点にあります。鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて構造体が軽いため、基礎工事にあまり手間がかからず、土地の改良費用なども抑えやすいのが特徴です。

さらにコンクリートや鉄骨に比べて軽量なことは、必要な機材も少なく済むことから、材料費だけでなく人件費や運搬費も抑えることが可能です。

また、鉄骨系の場合、あらかじめ構築材に耐火処理や防錆処理を施す必要がありますが、木造住宅は木材自体の種類や厚みによってある程度の耐火効果を発揮できるため、下処理が比較的簡単に済みます。

天然の調湿効果と断熱効果

木材には周囲の湿度に合わせて水分を吸収したり、反対に放出したりする天然の調湿効果が備わっています。梅雨などの湿気が多い時季には空気中の水分を取り込み、冬季などの乾燥しやすい時季には水分を放出してくれます。

四季があり、高温多湿な日本において、古くから木材が重宝されてきた理由のひとつでもあります。

また木材は、コンクリートや鉄骨よりも熱伝導率が低いため、コンクリートや鉄骨で作られた住まいよりも比較的少ない断熱材で済みます。

設計・デザインの自由度が高い

木造住宅は基本となる構造体が法律の基準内であれば、建物の高さや間取りといったデザイン面を自由に決められることがメリットです。

新築時の設計はもとより、リフォームや増改築を行う際にもコンクリートや鉄骨に比べて改装や解体にかかる労力が少なく済みます。

間取りの変更もしやすく、木造軸組工法や木造ラーメン工法であれば特に自由度が高くなります。ライフステージに合わせたリフォームなどもしやすいため、将来的にカスタマイズを考えている場合にも向いています。

「木造住宅」のデメリット

もちろんメリットがあれば、木造住宅のデメリットがあります。木造住宅の代表的なデメリットも見ていきましょう。

耐震性が他の建築工法と比べて劣る

木造住宅は、鉄骨造住宅やコンクリート造住宅と比較して耐震性に劣ることがデメリットとよく言われます。一軒家とマンションの耐震性を比べるとわかりやすいかもしれません。

とは言え現在では、「新耐震基準」が建築基準法で設けられており、住宅の構造や工法にかかわらず、震度6強~7程度の地震であればある程度の被害で抑えられるように設計することが定められています。

シロアリなどの害虫対策やメンテナンスが必要

天然の木材を使用するため、木材を好んで食べるシロアリなどの害虫対策が必要になります。床下にコンクリートを敷き詰める手法のベタ基礎を取り入れる住宅が増えていますが、坊蟻処理された木材の利用や、定期的な防蟻薬剤の散布実施といった対策を検討していけると安心でしょう。

またハウスメーカーなどの施工会社によっては、引き渡し後も一定期間にわたってシロアリ検査や薬剤散布などのメンテナンスを行ってくれることもあるので、アフターケアも含めて依頼先を見極めましょう。

モデルハウス見学会4

まとめ

さて、「木造住宅」についての記事はいかがでしたでしょうか?

日本になぜ木造住宅が多いのか。木造住宅のメリットやデメリットなど参考になったのではないでしょうか?

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