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  • 2023.9.30
  • その他

群馬県で注文住宅を賢く建てる方法とは?今回は「ローコスト住宅」についてご紹介していきます。

いつかは建てたい夢のマイホーム。新築一戸建てや注文住宅、マンションなど希望や要望通りのお家に必ず住めるとは限りません。そこで今回は、お家選びや住まい選択における賢い注文住宅の建て方や1000万円台から建てられるような「ローコスト」でも可能な住宅の工夫などを解説します。

「ローコスト住宅」を建てる上でのポイント

ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅に比べて低価格で建築できる一戸建ての住まいのことで、特に決まった定義はありませんが、坪単価40万円台までの家であれば、ローコストと言われることがあります。そもそも注文住宅や新築一戸建てを計画する上で、ローコスト住宅とは何をどのようにコストを抑えるのか。また、コストを抑える上でのポイントやメリット、デメリットについて整理していきましょう。

まずもってローコスト住宅とは、比較的安い価格で販売されている住宅のこと(坪単価30万円前後の低価格のものもあり)を指し、地元の工務店やハウスメーカー、建売住宅ビルダーなどが多く手掛けています。

そしてどのようにコストを抑えているのかは、いくつかのポイントがあるので是非この記事で知っておきましょう。

材料費(設備・建材)

まず建築費用を抑える上で大きなポイントになるのが、設備や建材などの材料費をいかにコストダウンできるかになります。ハウスメーカーや大手の地元ビルダーでは、規格化された建材を大量購入することでコストダウンしている場合もあります。

またローコスト住宅では材料費を減らすために、部屋の数を減らしたり、家の中の壁を少なくしたりすることで石膏ボードや壁紙などの材料を減らしています。そのためローコスト住宅は、各階に間仕切りがないようなシンプルなデザインの家が多い傾向にあります。

水回りの設備などでも安定して安く購入できる材料を使用して、コストの削減を図っています。また、業者が安定して安く購入できる材料を使うことで、コスト削減を図ります。このため、建材や設備はあまりこだわって選べないといった側面もあります。

設備や部材などは、建築会社が独自のルートで安く仕入れられるメーカーのものを提案してくれるケースが多いので、それを活用することでもコストダウンになります。

人件費

ローコスト住宅では人件費を減らすために、家の中の作りをシンプルにして工事の手間がかからないようにしています。工事の期間が長期になったり手間がかかったりすると人件費が余分に発生してしまいます。そのため、ローコスト住宅には造るために手間のかかる和室がないことがほとんどです。

空間を細かく仕切らないオープンな間取りにすれば、壁やドア、照明器具やコンセントなどの材料費も工事の際の人件費も抑えられます。いかに作業スタッフの人数・作業時間を抑えられるがコスト削減に直結します。

設計費

間取りやデザインなどの設計においても、さまざまな場面でコストダウンが可能になります。自由に間取りを考えたいけれど、コストは抑えたい。こうした場合、間取りについては、家全体の平面図を見たときに凹凸のない四角い間取りで、2階建ての場合は1・2階が同じ面積の「総2階建て」にするのが基本になります。

広さが同じ家を比べても、建物に凹凸が多いとその分、外壁のスペースが増え、部材の量も手間も余分にかかり、コストアップになってしまいます。

その他、広告宣伝費や諸経費など

その他の部分でコストを抑えるポイントとしては、実際に建築や購入を依頼する会社やメーカーが、広告や宣伝にどのくらい費用をかけているのかもポイントになります。広告するエリアや媒体を限定したり厳選したりすることで、広告宣伝費を抑えることでローコスト住宅を実現します。

また、建材を手配する際の手数料や配送費、受入れスタッフの作業工数などの諸経費も大量発注により抑える場合があります。

依頼する会社を選ぶ際のポイントにもなりますので、知っておきましょう。

ローコスト住宅のメリット

では続いて、ローコスト住宅のメリットについて見ていきましょう。

住宅費用の削減

ローコスト住宅の場合、住宅にかかる費用を抑えることができるのが最大のメリットといえます。毎月の住宅ローンの支払いは生活に大きな影響を及ぼします。ローコスト住宅の場合、月々のローン返済額を少なくでき、早めの完済を目指すことも可能になります。

通常の住宅購入でかかる費用との価格差分を新居の家具購入に当てたり、将来への貯金などに回したりすることができます。

注文住宅の場合、ご自身のこだわりたい部分に費用をかけ、逆にそうでない部分はコストを抑えるなどして価格をコントロールできるメリットがあります。

建築期間が短い

一般的な注文住宅の建築工期は約4~6ヶ月ですが、ローコスト住宅の場合は約2~3ヶ月が目安と言われています。ローコスト住宅では、材料をあらかじめカットしておいたり、規格型の建材を使用したりするなど、現場の作業が省力化される傾向にあります。そのため大工さんなどの現場スタッフが一から現場でつくる注文住宅に比べ、完成までの期間も短くすることができます。

工期の短さは、お子さんの入学までに引っ越したいなど、スケジュールに余裕がない方にとって大きなメリットになります。入居までの期間が短い分、その間の家賃も節約できます。

LDK

ローコスト住宅のデメリット

続いてデメリットについても解説していきます。

建てた後のメンテナンス費用やランニングコスト

どんなに安く家づくりができたとしても、後々の修理やメンテナンスなどで余計なお金がかかってしまうケースも少なくありません。せっかくのコストダウンの努力も無駄なことに終わってしまいます。

そうならないためにも、単に安さを追求するのではなく、長期的な計画性も必要になります。「毎月のローン」「安くて長持ち」「メンテナンスのしやすさ」などはしっかりと検討しましょう。

メーカーに直接問合せてメンテナンスの頻度や費用などを確認するとより安心です。

システムキッチンやトイレなどの大きな設備を自分で用意した場合などは、その製品の不具合が起きたときの対処は自分で、というケースもあることも知っておくといいでしょう。また、冷暖房費などのいわゆるランニングコストにも配慮しなければなりません。間取りづくりや設計によって、冷暖房の利きが悪くて光熱費がかさむ、ということのないようにしましょう。

坪単価には含まれない「その他の諸経費」

坪単価とは、建物の本体価格を延床面積で割ったもののことを指します。

「建物の本体価格」ですので、この坪単価には屋外設備の工事費などの「別途工事費」及び税金などは含まれていません。

またハウスメーカーによっては、照明工事や屋外給排水工事、時にはガス工事や電気工事、網戸さえも別途工事費(オプション)になる場合もあります。坪単価20万円や30万円などの広告を見て安さだけにとらわれず、坪単価費用に何が含まれ、逆に何がオプション費用なのか細かく確認をする必要があります。

また各会社やメーカーによって、「本体価格」「坪単価」「延床面積」「施工床面積」など名称が違う場合もあります。さらに「延床面積」と「施工床面積」どちらを採用しているかによって坪単価が大きく変わってきます。

ちなみに一般的には、坪単価は「施工床面積」で算出した方が安くなります。ハウスメーカーによって算出方法が違うので、記載されている坪単価はどちらを採用しているのか確認しましょう。

ローコスト住宅に欠かせない「平屋」づくり

最近では、建築コストを抑えるために「平屋」を選択する家族が増えています。建築コストを抑えるので「小さい家」や「コンパクトハウス」のイメージもあるかもしれませんが、広々と開放的なリビングの間取りなどローコストといっても多岐にわたります。

平屋は、「必要以上に家を大きく広くしない」というのがポイントで、土地代や工事費用を節約することができます。

ただし、平屋は「坪単価」だけで見ると高く見えます。注意しておきたいのは、家づくりの費用を考える際には、坪単価ではなく総費用で考える必要があるという点です。

そもそも坪単価とは、家の建築費用のみを用いて1坪あたりの単価を計算したものであり、家づくり全体の費用から計算されているわけではありません。ですので、住宅を検討する際は「総額の費用」を見ることも大切になります。

群馬県内で注文住宅を建てるポイント

群馬県の大きな特徴は、北部と南部により気候が変化します。

北部地方では主に「日本海側気候」であり、南部地方では「太平洋側気候」になります。日本海側気候の北部エリアでは、標高が高い地域が多く、夏は涼しく過ごしやすいエリアになります。夏の寒暖差が大きく、冬は雪や雨の降る日が多い地域になります。一方、太平洋側気候の南部エリアでは、首都圏とほぼ同じ気候になります。夏は館林市や伊勢崎市など全国最高気温が話題になる地域もあります。そのため、北部エリアか南部エリアかどちらで建築するかにより、注文住宅の設計や機能性が大きく変わります。

群馬県内で注文住宅を検討されている方は、是非こちらの記事をチェックしてみてください。群馬県で建てる注文住宅のポイントを細かく解説しています!

https://isesaki-housing-park.com/lifestyle/misc/gunma-chuumonjyuutaku/

まとめ

さて、「ローコスト住宅」についての記事はいかがでしたでしょうか?

伊勢崎住宅公園にあるモデルハウスでは、昨今のコロナ時勢における住宅の工夫や暮らしの工夫などハウスメーカーに相談することが可能です。さらには最新の技術を盛り込んだ「スマートハウス」をテーマにした注文住宅のモデルハウスを見学できます。

伊勢崎住宅公園では各種イベントを開催しており、またハウスメーカーのイベント情報も発信しているので、是非こちらのイベントページも御覧ください。

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そしてこの続きは是非、モデルハウスやイベントにて!各ポイントをガイド・ご案内させていただきます。また、昨今のコロナ時勢を踏まえて来場や見学のご予約も随時承っております。予約特典なども準備しておりますので、最新情報をチェックしてみてください。

気になるモデルハウスを見に行こう!

伊勢崎住宅公園は、Smart & Technologyをテーマにしたスマートハウスのモデルハウスを見学できます。実際にモデルハウスを見学する前に、是非各ハウスメーカーの住まいの特長を押さえておきましょう。

これからの時代、「SDGS」や「カーボンニュートラル」など環境に配慮した地球自然、資源との共存が不可欠です。衣食住における住まいも例外ではありません。

もちろんお家や住まいの性能や質は大事ですが、各ハウスメーカーの取り組みも参考にしていきましょう。

6社6邸それぞれ特長のある、豊富なラインナップの住まいを下記ページより是非ご覧いただき、参考にされてみてください。

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