ライフスタイルニュースlifestyle news

  • 2023.8.31
  • その他

親や子世代と共に暮らす「二世帯住宅」群馬県内の二世帯住宅事情やメリット・デメリットなどをご紹介

全国的に住宅において人気の高いつくりになる「二世帯住宅」。一般的には親世帯と子世帯のような2世帯にわたる家族が一緒に生活をすることを前提につくられた住宅のことを二世帯住宅と呼びます。今回は前橋市や高崎市、伊勢崎市など群馬県内エリアで建てる際の二世帯住宅の特徴や二世帯住宅の住まいを快適に過ごすためのポイントをご紹介していきます。

二世帯住宅の特徴

二世帯住宅とは、親世帯と子ども世帯といったように2つの家族が暮らす住宅のことで、二世帯住宅は「同居」という枠組みではなく、互いのプライバシーを守り、それぞれの世帯が独立性を持った暮らしを実現できる住宅を主に指します。

そこでまずは、二世帯住宅の暮らしや間取りの事例などその特徴を押さえておきましょう。

共用タイプ(同居タイプ)

キッチンやリビング、ダイニング、玄関、お風呂といった設備をすべて共用する間取りが「共用タイプ」と呼ばれます。寝室など個々の部屋以外はすべて共用なので、二世帯住宅のタイプ中で、最も建築費が抑えられる点が大きなメリットです。また洗濯機や冷蔵庫、テレビといった大型の電化製品も1つで済むため、生活費も抑えられます。食事や団らんといった時間は2つの家族で過ごせて、にぎやかに暮らすことができます。

デメリットとして同居に最も近い形なので、生活リズムやライフスタイルが違うとお互いの生活音が気になることがあります。子どもの足音が気になったり、夜間の掃除機の音などがうるさく感じてしまったりすることもあるかもしれません。また気軽に友人や知人を呼ぶ場合も気を遣ってしまう場合があります。

そして実際に建築をする際によくあるのが、「親の意見がうるさい」など、間取りや設備の選定で意見が合わないことが発生するかもしれません。お互いに希望する家づくりが実現できないこともあるため、納得のいくまで話し合うことが大切になります。さらに、光熱費や食費なども基本的に共用になるため、負担割合が分かりにくく、二世帯住宅の中でも一番気を遣う部分が多いかもしれません。

完全分離タイプ

玄関を共用するケースもありますが、水回りや食事、リビングは完全に別々というタイプが完全分離型になります。親世帯は1階、子ども世帯は2階などの上下分離型や左右分離型の間取りがあります。

完全分離タイプだと、各世帯のライフスタイルに合わせて暮らせるので、気兼ねなく生活できます。二世帯住宅の中で、最もお互いのプライバシーをもっとも確保しやすい間取りだといえるでしょう。

また、水回りもそれぞれの世帯ごとに設けるため、気を使うことなく好きな時に使えます。光熱費や食費も別々なので支出も明確になり、費用負担で揉めることもありません。お互いの生活スタイルを尊重しつつ、困ったときは助け合いができる点が最大のメリットです。わかりやすく言うと、同じマンションの隣のお部屋で生活するようなイメージです。別々に生活しながらも、必要があればすぐにコミュニケーションを取って協力し合えます。

デメリットは、設備がそれぞれ2つずつ必要なため、建築費が高額になりやすいということです。また共用部分が少ないため、世帯同士のコミュニケーションが取りにくいことも挙げられます。

一部共用タイプ

一部共用タイプとは、その名の通りで一部分の設備を共用する間取りになります。共用する設備は各家庭によって異なるものの、「玄関だけ」「玄関とリビングだけ」など、その家族に合った共用パターンが選べます。

「共用タイプ」と「完全分離タイプ」の中間なので、生活はある程度一緒に過ごしつつも、プライベートな空間も確保しやすくなります。また完全分離タイプに比べて、建築費が抑えられる点もメリットです。ただし共用する設備が少ないと、建築費は高くなります。

どこまで共用するかを設計時に決めなくてはならないため、お互いの意見が合わないと家づくりが難航する可能性があります。また共用する部分によっては、お互いの生活リズムが違うと、住み始めてからストレスにつながりやすい点にも注意が必要です。例えば、家族が集まるリビングを共用にしてしまうと、気を使う場面が増える可能性があります。

「二世帯住宅」に関しての詳細記事はこちら↓↓

二世帯住宅の建築費用の相場

ハウスメーカーで建てる注文住宅の場合、坪単価は1坪当たり75万~100万円ほどが相場といわれています。ただし二世帯住宅の場合、お風呂やトイレ、キッチンなど、どの設備を共用にするかによって建築費用に大きな差が出てきます。ちなみに二世帯住宅でも、完全分離タイプが一番建築費の相場が高くなります。目安としては、設備仕様を比較した場合、共用タイプ(完全同居型)で2階トイレを設置した場合は単世帯住宅に比べて25~35万円前後、一部共用型でキッチン・トイレを別で設置した場合80~100万円前後、完全分離型で玄関、玄関収納、キッチン、洗面台、浴室など別で設置した場合200~240万円前後がプラスになります。

建築費の相場ですが、間取りにもよるものの3,200万~4,000万円といわれています。二世帯住宅の場合、建築費を親世代に援助してもらえる点も大きなメリットとなるため、建築費の負担割合についても建てる前にしっかり話し合いをしておきましょう。

二世帯住宅の間取りのポイント

こちらの項目では、二世帯住宅を建てる際に気をつけておきたい間取りづくりのポイントをご紹介します。建てた後に後悔しない工夫など是非ご参考に!

プライバシー

二世帯住宅では2つの世帯が共同で暮らすため、プライバシーをどのように確保するかがとても大きな問題になります。特に、世帯によって活動する時間帯が異なる場合、小さな物音でもストレスに感じる場合があります。

工夫ポイントとしては、例えば上下階で親世帯と子世帯の生活空間を分ける場合、水回りの設備は上下階で同じ位置になるようにしましょう。こうした工夫をすることで、お風呂、洗面、トイレなどの水回りを使用しても、他の世帯で音が気になりにくくなります。

家事分担

共用タイプ(完全同居型)や一部共用型の二世帯住宅では、両世帯で共有する設備があります。そのため、家事を分担しながら作業しなければならない場面も少なからず出てきます。二世帯住宅の間取りを考えるときは、実際にどのように家事を分担するか具体的にイメージしておくといいでしょう。

それぞれの世帯の生活スタイルも考慮しながら、協力して家事を進めやすいレイアウトを考える必要があります。特に、キッチンをはじめとする水回りをスムーズに利用できるように工夫するといいでしょう。

バリアフリー

親世帯と一緒に暮らす上で、親世帯の老後の生活に備えることもとても重要な要素になります。親世帯が使用する生活空間や共有のスペースは、バリアフリーになるようデザインすることで老後の介護や生活補助がしやすくなります。

現時点は親世帯が元気だとしても、将来的には介護が必要になる可能性もあります。二世帯住宅を建てるときは将来を見通して設備や間取りを検討し、長く安心して暮らせるようにすることをおすすめします。

経済的分担

二世帯住宅では、各世帯の光熱費を別々に把握するのが難しいケースもあります。水道、ガス、電気の使用量や料金を明確に分けて把握するためには、二世帯住宅を建てるときに配管やメーターなども分けて設置しておかなければなりません。

一部共用タイプや完全分離型の場合は、あらかじめ別々にすることもできますが、共用タイプ(完全同居型)の場合は、住宅を建築する前にしっかりと計画するといいでしょう。

あとから配管やメーターなどを分けるには、改めて工事が必要になります。それぞれを引き直すとなると、費用は高額になりますので暮らし始めてからの費用負担についても考慮し、トラブルなく生活できるようにしましょう。

まとめ

さて、「二世帯住宅」についての記事はいかがでしたでしょうか?

伊勢崎住宅公園にあるモデルハウスでは、二世帯住宅について「共用タイプ」や「完全分離型」などハウスメーカーに相談することが可能です。さらには最新の技術を盛り込んだ「スマートハウス」をテーマにした注文住宅のモデルハウスを見学できます。

伊勢崎住宅公園では各種イベントを開催しており、またハウスメーカーのイベント情報も発信しているので、是非こちらのイベントページも御覧ください。

https://isesaki-housing-park.com/event/

そしてこの続きは是非、モデルハウスやイベントにて!各ポイントをガイド・ご案内させていただきます。また、昨今のコロナ時勢を踏まえて来場や見学のご予約も随時承っております。予約特典なども準備しておりますので、最新情報をチェックしてみてください。

気になるモデルハウスを見に行こう!

伊勢崎住宅公園は、Smart & Technologyをテーマにしたスマートハウスのモデルハウスを見学できます。実際にモデルハウスを見学する前に、是非各ハウスメーカーの住まいの特長を押さえておきましょう。

これからの時代、「SDGS」や「カーボンニュートラル」など環境に配慮した地球自然、資源との共存が不可欠です。衣食住における住まいも例外ではありません。

もちろんお家や住まいの性能や質は大事ですが、各ハウスメーカーの取り組みも参考にしていきましょう。

6社6邸それぞれ特長のある、豊富なラインナップの住まいを下記ページより是非ご覧いただき、参考にされてみてください。

気になるモデルハウスを見に行こう!

伊勢崎住宅公園は、Smart & Technologyをテーマにしたスマートハウスのモデルハウスを見学できます。実際にモデルハウスを見学する前に、是非各ハウスメーカーの住まいの特長を押さえておきましょう。

これからの時代、「SDGS」や「カーボンニュートラル」など環境に配慮した地球自然、資源との共存が不可欠です。衣食住における住まいも例外ではありません。

もちろんお家や住まいの性能や質は大事ですが、各ハウスメーカーの取り組みも参考にしていきましょう。

6社6邸それぞれ特長のある、豊富なラインナップの住まいを下記ページより是非ご覧いただき、参考にされてみてください。

住まいの先進技術と快適さが融合した
次世代住宅がみつかる

カタログ請求・見学予約